ゲームストップの予想外の利益がショートスクイーズを引き起こし、ミーム株が上昇

３月２２日（ロイター） - ビデオゲーム小売業者の２年ぶりの利益四半期が弱気の投資家を圧迫し、小売トレーダーの間で人気のある他の銘柄の上昇を引き起こしたため、ミーム株ゲームストップ・コープ(GME.N)は水曜日、４１％近く急騰した。

ゲームストップ、AMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC.N)、その他いくつかの企業は、2021年のミーム株の熱狂の中心にあったが、これはソーシャルメディア上で連携する小規模投資家によって引き起こされた。 それらの名前の多くが水曜日に浮上した。

しかし、この急騰が新たなさらなる上昇ラウンドを開始すると誰もが確信していたわけではない。

「仮想通貨、ミーム株、IPO、SPAC、その他の投機資産はすべてずっと昔にピークに達しており、2020年から2021年のイージーマネーの熱狂は今、価格チャートでは異常事態のように見え、勇敢な新世界の始まりではない」と同氏は述べた。 AJベル投資ディレクター、ラス・モールド氏。

テキサス州グレープバインに本拠を置くゲームストップは火曜日の夜、16%のコスト削減により第4四半期に好調な利益を報告し、ウォール街のアナリストを驚かせた。

投資家らはこれを、消費者がデジタルやストリーミングでゲームをダウンロードするようになったことで、新品および中古のビデオゲームディスクの販売という中核事業が縮小しているゲームストップの好転の初期の兆候と受け止めた。

同株にポジションを持っていないアプタス・キャピタル・アドバイザーズのポートフォリオマネジャー、デービッド・ワグナー氏は「幸いなことに、この好転はミーム投資家によるものではなく、実際の具体的なファンダメンタルズ・イベントによるものだ」と述べた。

JPモルガンによると、ゲームストップは小売トレーダーの中で2番目に多く取引された米国株だった。 同株は東部時間午後１時３２分までに５４００万株が入れ替わり、４カ月超ぶりの高値を記録し、最も取引の多い米国株のトップ５に入った。

2017 年 5 月 24 日、米国カリフォルニア州エンシニータスにある GameStop Inc. の店舗。ロイター/Mike Blake/ファイル写真

それでもモルド氏は、シェア急上昇は「理想的な売上高の成長ではなく、適切なコスト管理の結果のようだ」と述べた。

個人投資家の間でもう一つの人気銘柄であるカルバナ社(CVNA.N)は、中古車小売業者が今四半期の中核損失が縮小するとの見通しを示したことを受け、１１％上昇した。

空売りが多かった他のミーム株では、AMC株が2.7％上昇、コス・コープ(KOSS.O)が6.8％上昇、ラウンドヒル・ミームETF(MEME.P)が0.5％上昇した。

株価の上昇により弱気の賭けから抜け出そうとする空売り者からの需要が殺到すると、価格がさらに上昇し、ショートスクイーズが発生します。

分析会社オルテックスの試算によると、ゲームストップに賭けた空売り者は週初めから6億1000万ドルを失っており、ゲームストップの公開株の約24％が空売りポジションにあると付け加えた。

ウェドブッシュは決算を受け、ゲームストップ株の目標株価を5.30ドルから6.50ドルに引き上げた。同証券会社は、低コスト構造により継続的な損失のリスクが軽減されると述べた。

ユーザー名「ApeBeyondTheMoon」の小売トレーダーは、投資家向けフォーラムstocktwits.comに、「私たちはショートパンツのために来たのではなく、ブランド名のためにここに来たのです」と書いた。

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